2011年09月05日

初めてのヘッドホンアンプ

初めてヘッドホンアンプを買いました。据え置き型の本格的なものが欲しかったですが、予算が足りなくてポータブル型にしました。Jaben GoVibe Porta Tubeというものです。
Porta Tubeを選ぶにあたって、いつもお馴染みのMusic To Go!の記事を大いに参考にさせていただきました。
http://vaiopocket.seesaa.net/article/214358392.html
ポータブルアンプとしては最高級の評価をされていますね。

このアンプは真空管ハイブリッドアンプです。排熱孔からは2つ真空管のオレンジの光が見えます。写真には写っていませんが。

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Porta Tubeには電源アダプターと電源ケーブルがついていて、壁コンセントからつないだまま再生していると本体が非常に熱くなったことがありました。いつもそうなるかはわかりませんが、その熱さはかなりのものだったので、すぐに電源スイッチをOffにしました。普通のパワーアンプではよくあることかもしれませんが、なにせ小型の製品なので、壊れないか心配でした。なお、コンセントから外しての通常の使い方だと長時間再生し続けてもそれ程熱くなりません。

Nuforce uDac2のRCAライン出力からPorta Tubeの唯一の入力端子であるステレオミニ入力へつないでいます。ケーブルはクエストのエントリーモデルMINI-1にしました。
uDac2はボリュームを最大にしてあります。ステレオミニのヘッドホン出力もありますが、RCA出力につないでいます。ボリュームと出力端子については、念のためにNuforceの輸入代理店フューレンに確認した上での選択です。たぶんこんな質問は迷惑だったんじゃないかと思いながらの電話でした。

K1000を聴いてみたところ、音圧の高い低音などで、音が空振りしているようにだぶつくときがあって、このヘッドホンはアンプの能力を超えていて、アンプに負担が大きすぎると思いすぐに使用をやめました。K1000は当分お蔵入りです。

今はK701専用のヘッドホンアンプとなっています。
音質ですが、設置してすぐは大したことはなかったです。アンプ自体はもちろん、MINI-1も、もしかしたらK701もエージングが必要だったかもしれません。日中のみひたすら鳴らし込むことを続けて3日間くらいしたら本領を発揮し始めました。
初のヘッドホンアンプなので、比較対象が何もありませんが、スピーカーにアンプがあるようにヘッドホンにもアンプが必要なんだなということがわかりました。
極端に言えば、アンプなしでは危うげで痛々しい感じだったのが、余裕を持ってドライブされていて落ち着いて聴けます。低域の量感がよく出るようになり、全帯域において情報量が多く、解像度が高くなりました。質感もすぐれていて、しっかり音楽に浸れるものです。

大変にハイグレードな音になりました。この環境ならば音質について語る資格があるのではないかな?と思えるほどです。
このポータブルアンプの効果は大きかったです。
もちろん、iPod , Algorhythm Solo(あったとして)とつなげば本来の素晴らしいポータブルシステムができあがりますね。

この趣味は底なしでどこか一つグレードアップすると他もやりたくなります。この次に導入したいものは本格的なDACです。現実味のない希望としてはCHORDのQBD76HDです(笑)。

2011年08月31日

プレイヤーソフト:StealthAudioPlayer

プレイヤーソフトをStealthAudioPlayerというものに変更しました。
今まではPlayPcmWinでした。この2つのソフトは、いったんデータをメモリに読み込んでから再生するというという共通点があります。
Digi Fiのバックナンバー No.2を取寄せて見ていたら、小原氏によるWindows版再生ソフトの紹介があって、StealthAudioPlayerが音が良いソフトの一つとして紹介されていました。実は私はこのソフトのことは、Music To Go!の記事http://vaiopocket.seesaa.net/article/139993648.htmlで知っていましたが、ユーザーインターフェイスもなく設定も難しそうだな、と思いその時は試してみることもしませんでした。今回、雑誌の記事にもあったし試してみよう、と思いインストールしました。

一言でいうと、“懐の広い音”だと思いました。特に何も設定しないで、良い音質で聴けています。2つのソフトで何曲か交互に比較試聴しました。Digi Fi No.3の記事にあった山下達郎のレコーディングやミキシングも担当されているエンジニアの中村氏がリファレンスのうちの一つとしているというUtada / This Is The Oneも使いました。このディスクは中村氏によると派手目なマスタリングがされているとのことです。私はこのディスクは、再生機器の限界に挑む厳しい音源だと感じていました。
いろいろ聴いてみると、このプレイヤーは音を発しているところのリアリティが高く、その曲をひとつの音の構築物として余裕を持って表現してくれると感じます。Utadaも無理なく表現してくれます。

でもやはりユーザーインターフェイスがないのは使い勝手としてマイナスだと思います。決定的なことではないですが。メインはStealthAudioPlayerで、サブで今までのものを併用していくことになるかもしれません。
とても音の良いプレイヤーソフトに巡り会えて喜んでいるところです。
これは、新たに導入したヘッドホンアンプとの相乗効果で一気にハイエンドとまでは行かなくともちらりと頂上が見えるかも?というくらい良い音です。
posted by kenn at 22:14| Comment(0) | PCオーディオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

雑誌−Digi Fi−

PCオーディオ関連の雑誌を初めて買いました。Digi Fi No.3です。
これの前にMusic To Go!のささき氏が共著で出版された「パソコンで楽しむ極上のオーディオサウンド」という新書タイプの本は読んでいました。私の場合はある程度のPCオーディオ環境はネットで調べるのみで作ってしまいましたが、やはりまとまった本は良いですね。頭を整理してくれます。

29日付で、Music To Go!にDigi Fi No.3が発売になった記事が載っていて、書店に急ぎました。
http://vaiopocket.seesaa.net/article/223083366.html
この趣味関連では、初めての雑誌購入です。やっぱり自分の趣味の雑誌はとても楽しく読めました。久しぶりの感覚です。
もうPCオーディオ雑誌では常連になられたようですが、ささき氏の記事もあります。PCオーディオの技術的な最先端ならささき氏が一番なのでしょうね。

ヘッドホン関連製品を多く取り扱っているフジヤエービックというお店が行っているUSTREAM番組があります。一月に一回の放送です。少し前ですが4月29日放送分では、ささき氏がゲストで出演されています。私にとってはマニア心が刺激されるとても楽しい放送でした。こちら方面の趣味のかたは是非ご覧くださいませ。
http://www.ustream.tv/recorded/14350475
このフジヤTVは、司会の福島花乃さんが花を添えて番組を魅力的なものにしています。
Music To Go!に書かれていますが、この花乃さんがDigi Fi No.3から連載を開始されました。こちらの雑誌でも花を添えていらっしゃいますね。

Digi Fiで久しぶりに楽しい時を過ごさせていただきました。この世界の今が感じられて良かったです。
なお、私はMusic To Go!の一ファンにすぎなくて、ただ趣味のみで書いていることをお断りしておきます。なんとなく(笑)。


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2011年08月27日

ブラームス:ピアノ協奏曲第2番 / アラウ、ハイティンク、コンセルトヘボウ

1969年録音盤です。私の持っているのは、1993年発売PHILIPS盤2枚組で、ピアノ協奏曲第1番なども収録されています。恥ずかしながら、1番はちゃんと聴いたことがありません。ですからタイトルも2番としてしまいました。
ブラームスのピアノ協奏曲はこの2曲のみです。
2番は、普通の協奏曲が3楽章からなっているのと異なり、4楽章からなっていて、演奏時間も普通の交響曲と同じくらいの大曲です。

この曲は、これでもか!、というくらいブラームスのロマン派情緒あふれる曲ですね。普通クラシックには使わない言葉ですが、サビが魅力的でキャッチーなメロディーでできています。クラシックに疎かった若い頃でも魅力的に感じていました。

カーゾンのピアノ盤を聴いたことがありますが、晩年の演奏のためかミスタッチなどありました。迫力はすごいのですが。そのせいかこの曲のピアノは難しい上に体力がかなり必要なのかな、と想像しています。

この盤のアンサンブルはすばらしいと思います。アラウのピアノ、コンセルトヘボウのオケ、ハイティンクの指揮が一体となっています。確かな技術に支えられた熱い演奏で、私にとって色あせることのないものです。音質も録音年代からすると良いと思います。CDジャケットにはDigitally Remasteredと表記されています。

アマゾンでこの録音盤を見てみたところ2つあって、私の持っているのと同じ下記写真リンクのものが普通の値段で買えるCDでした。もう一つは中古で価格高騰したものでした。


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2011年08月21日

CDをEACで取込、MediaMonkeyでiPodへ転送

現在、PCで音楽を聴くためにExact Audio CopyでCDから圧縮しないでwavファイルとして取り込んでいます。
それをiPodに転送できないかな、と調べてみました。
結果、MediaMonkeyを使ってできましたので、全然大したことではないかもしれませんが、書いてみます。初歩的すぎるのか、ネットでもやり方が見つかりませんでしたし、パソコンに弱いので出来たことが嬉しかったのです。

EACでCDを圧縮しないでwavファイルとしてPCに取り込む。
取り込みでは、アーティスト、アルバム、トラックナンバー、トラック名、という階層ができるようにしています。
取り込んだものをMediaMonkeyのライブラリに加える。ファイルタブからいけます。
このままでは、情報がスカスカです。

次に曲目リスト表示の中の処理したい曲を右クリックで「ファイル名から自動タグ付け」を選ぶと、「タイトル」「アーティスト」「アルバム」名をリストに表示してくれる。このときに「ファイル名書式」を適切なものに設定しておく必要があります。
「ファイル名から自動タグ付け」は、右クリックする前に1曲でなくて、自動タグ付けしたい曲を全て選択しておけば一気に処理してくれる! ここがこのソフトの良いところです。iTunesでは基本的に1曲ごとに編集しないといけないみたいですね?ここはあやふやです。

iPodに同期するときに必要な情報は、アルバムの中の何番目の曲か、というものがありますが、自動タグ付けで普通は曲タイトルの頭に二桁のトラックナンバーがつきますから問題ないですが、クラシックなどタイトルが長いものでは頭が省かれることがあり、iPodで曲順がメチャクチャになってしまいます。
こういうとき私はとりあえず止む無く、タイトルの頭にトラックナンバーを手動入力しました。他に何か良い方法があるかもしれませんが。

次にiPodとの同期ですね。
ツールーデバイスと同期―デバイスの設定―携帯オーディオデバイスーiPod.dll―設定―「デバイスの概要」で適切な設定にする。概要の中で、「デバイスの設定」―「トラックの同期先」は、私のは「iPod_Control\Music\<アルバムアーティスト>\<アルバム>\<トラック #> - <タイトル>」としてあります。

最後に、ツールーデバイスと同期―デバイスと同期、で同期が始まります。初めて大量に転送するときはもちろん結構時間がかかります。
待っていれば完成です!

このやり方は、MediaMonkeyのほうでちょこちょこと不具合(というのは語弊があるかもしれません)があるので、手動入力が多くなります。だから時間に余裕のあるときに作業されることをお勧めします。

私のこだわりは、EAC取込非圧縮wavデータのiPodへの転送ということでした。現在、スマートなやり方ではないかもしれませんね。FLACとかなら曲情報もすんなり付けられるのかもしれませんが、私はわかりませんが・・
ちょっと時間をかけてしまいましたが、現在実際にはiPodが必要な生活はしてないです(笑)。まれにあるかもしれない使いたいな、というときのためですね。それに、このようにこだわったら当然、iPodのデジタル出力が必須でしょうが、そんな機器も持っていません。アルゴリズムソロとか、HP-P1とかが欲しいですね。

それにしても、たしかWadiaから(?)始まったiPodから音声デジタル信号を取り出せる機器が増えてきたのは嬉しいですね。
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2011年08月16日

AKG K701導入しました

AKG(アーカーゲー) K701を購入しました。K1000を使用しているものとしては、現代の高級ヘッドホンが欲しくなったからです。
結局またAKGになりましたが、機種を決めるのにだいぶ迷いました。

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最後は予算的にこれか、SENNHEISER HD650にしぼりました。
身近に試聴できるところがないので、“He&Biのヘッドホンサイト”を大いに参考にさせていただきました。これプラス、アマゾンのK701の製品レビューで今年6月付の“にゃー”というかたの異例なほどの長文レビューで決定しました。このアマゾンのレビューは、ほぼ間違いなくHe&Biの管理者のかたが書かれたものだと思います。内容がサイトのレビューと9割方同じだからです。アマゾンのページの方がやや主観的で、私にとってはより参考になりました。「全く飽きが来ない」ヘッドホンである、というのと「性能の高い機器にしっかりとついていけるヘッドホンのひとつ」、というところが特に。

現代のものといっても、2006年国内発売で、実は少し前に製造完了になっているようです。後継機種は、Q701やK702になります。これらは実質的にK701とほとんど同じ製品で、色が違うのと、ケーブルが4芯の固定式から3芯の着脱式に変更されていることが異なります。
一見、ケーブルが着脱式ならば断線したときや、ケーブルのグレードアップのために便利なのではないかと思いますが、将来的にバランス駆動対応にしようとすると、たぶん(確実ではありません)3芯のものではできないのではないかと思います。それでK701を選んだのです。今のところその予定がないにもかかわらず。マニア心ですね。

先のサイトによりますと、性能の低い機器では中級ヘッドホンと変わらない、エージングは200時間くらいかかるとのことですので、私のusbDACのおまけのヘッドホン出力環境と、鳴らし込み30時間程度というところでは、自信を持ってレビューできません。
実はヘッドホンと共に、ヘッドホンアンプも注文しました。アンプのほうは現在品切れで今月中に入手できればいいかな、というところです。

K1000では特に全く鳴らし切れていなかったと思いますし、今回のK701でもヘッドホンアンプにつながないことには、本来の姿からはほど遠いはずです。

それでも今の環境での簡単な感想としては、高級オーディオの音がします。音のキャンバスが広く精細だと思いました。刺々しさは感じず、力感というか押し出しがもっと強くてもいいかもしれないとは思いました。特に不足ということではないですが。やはりニュートラルな印象ですね。ハイグレードです。
とにかく、これは今後期待できるヘッドホンです。

ヘッドホンアンプが待ち遠しいです。導入したらK701と共にK1000も聞き直したいです。その時には初めてのヘッドホンアンプ導入についてはもちろん、AKGの新旧ハイエンドモデルの感想などもちゃんと書きたいと思います。

2011年08月11日

ミルシテイン / バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ

1973年録音盤です。1950年代に最初の録音をしていて、これは二度目で最後の録音のようです。
ミルシテインは1904-1992に生きた人です。

私はこの無伴奏はこれと、評価の高いシェリング、異色ですがイダ・ヘンデルという人の3枚しか持っていないので、この曲を語るのに相応しくないですがバッハファンとしまして記事にしてしまいます。
昔、アマチュアですがバイオリンの名手である友人にこの曲のおすすめの盤を教えてほしいと言ったところ、この盤を教えてくれました。あくまで自分の趣味だけど、という感じで他にも良いものはあるという含みでした。

これを記事にするにあたって上記3人の盤で、ソナタ1番2楽章をノンストップで聞いてみました。ミルシテインのこの盤は大きさはわかりませんがホール録音のようで、音響的に自然に感じます。直に演奏を聴いているかのような録音です。テンポは比較すると速いです。曲への思い入れを前面に出さないで、一聴してすんなり弾いているように思えます。バイオリンでのバッハの表現を音楽的にみずみずしく行って、この盤の音質と合わさって気持ちのいいCDになっています。

大曲のシャコンヌも大げさな表現にならないにもかかわらず、深さが伝わってきます。この盤は、一言でいうとナチュラルだと思います。バイオリンの音色も生で聴いているようなリアルな音で満たされています。あくまで想像ですけれど、バイオリン弾きの人にはこの盤から自分もこんな音で弾きたいと思わせてくれるCDなのかもしれないな、と思います。

この録音からは私にとって初めてちゃんと聴いた無伴奏バイオリンのCDだからか、すべてがナチュラルな感じを受けて素直に引き込まれます。もちろんミルシテインのこの演奏はバイオリニストとしての長い経験のひとつの結実かもしれませんね。バッハに限らないでしょうが、深い解釈に基づく素直な演奏(言うのは簡単ですが)が人の共感を呼ぶのかもしれません。


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2011年08月04日

Chic / The Definitive Groove Collection

Chic―シック―の2枚組ベストアルバムです。2006年にRHINO(ライノと読むらしい)というレーベルから出ています。
Chicは1977年から1983年が全盛期だった、もともとはダンスミュージックのグループです。Chicを率いるのはギターのナイル・ロジャースとベースのバーナード・エドワーズです。それぞれの曲はカッティングギター、ベース、ドラムを中心にした比較的シンプルな構成でノリの良さを洗練された形で表現してくれるナイスな(笑)バンドでした。

最初、Chicをいいなと感じた曲は、ここにも収められているSoup For Oneでした。Chicはメロディー重視というよりは、ノリを追求している曲が多いのですが、これはメロディーが頭に残って、いわゆるキャッチーな曲でわかりやすく、これがきっかけだったように思います。
この曲は映画のサントラ盤に収められていて、通常のオリジナル・アルバムにはなくて最初ラジオで聴いたけれど、どこにも見つからない!と当時の私には幻の名曲という感じでした。

Chicの特徴といえばナイル・ロジャースのカッティングギターでしょうね。こんなにカッティングギターが前面に出ていて重要な役割をしているバンドは知りません。ナイル・ロジャースがマドンナをプロデュースしたとき、マドンナが、ギターの音がうるさいとナイルに言ったという逸話を聞いたりしたほどです。

このコンピレーション・アルバムを製作したRHINOについて触れなければいけません。私が知っているRHINOとは、歴史に残しておきたいアーティストのベスト盤を最新のリマスタリングで、すばらしい選曲で製作するレーベルという感じです。
ChicのほかにもいくつかRHINO盤を持っていますが、音質も選曲も信頼ができるものです。例えばバカラックのthe look of love the Burt Bacharach collectionという3枚組のコンピレーション・アルバムがあります。バカラックは作曲家なので、いろいろな歌手が彼の曲を歌っているし、期間も幅が30年以上にわたります。もちろんレコード会社もたくさんに分散しています。それをすべてのオリジナルシングルでマスター音源からリマスタリングを行っています。すごいことです。
RHINOについての対談記事を見つけましたので、長いですがよろしければご参考ください。ここです。
http://wmg.jp/wmlife/imp/special/

Chicはダンスミュージックのバンドだと言いましたが、初期の頃からジメジメしないバラードっぽい名曲、At Last I Am FreeやI Want Your LoveやSavoir Faireなどもありました。一つ目の曲はロバート・ワイアットという人の素晴らしいカバーもありました。
でもやっぱり一番有名な曲はGood Timesというダンスナンバーだと思います。8分もある曲ですがメインは一つのフレーズの繰り返しです。なにか、この曲はダンスミュージックの世界では普遍的なベースラインとリズムなのかもしれないと思うほどです。後の他の人達の楽曲でこれの影響を感じることが時々あるからです。

Chicは気負ったところがなく、自分たちの気持ちの良い音楽を素直に表現した、洗練されたバンドだったと思います。ギターやベースなどのアンサンブルを楽しんでいたのだと思います。

私はまだ持っていないのですが、Chicファンにとっては、すごい4枚組ボックス・セットが2010年に出ているようです。これはRHINOではありませんが評判も良いようで近いうちに手に入れたいものです。




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2011年07月28日

リヒテル/バッハ:平均律クラヴィーア曲集

この曲集はとても魅力的なメロディーの宝庫のような小品集ですね。
私は若い頃から第一巻のプレリュードのみ24曲をCDプレイヤーならばプログラム再生、MDにはそれのみ録音したものを作ったりしてよく聴いていました。

ケータイを持つようになってからは、当時の機種にこの曲を着メロとして保存できる限りたくさんの曲を入力(打ち込み?)して喜んでいました。たしか同時発音数は2とか3とかしかなかったと思います。いい曲はこういう遊びがとても楽しいんですよね(笑)。
音楽に造詣の深い友人にこの打ち込み平均律を聴いてもらって、何調かを言い当てるというクイズをしたこともありました。当然友人は即正解を言い当てましたが、一曲だけ半音高い調を答えた曲がありました。それはNo.21 B dur(B♭major)でした。音の動きが激しい曲だからでしょうか?

今はパソコンでこれをプログラム再生みたいなことをしながら記事を書いています。

私はこの曲集の半分をしめるフーガは比較的難しい感じがして、プレリュードのみを気軽に楽しむという感じです。

バッハの時代はピアノはなくてチェンバロのために作曲されたものです。
でもリヒテルの演奏はピアノらしく平均律を表現したすばらしいものです。この曲集では私にとって初めてまともに聴いたCDだからか、平均律といえばリヒテルという気持ちがします。チェンバロ演奏もよいですが、このピアノの響き・表現力は魅力的です。この盤は宮殿での録音で残響が豊かです。第一巻は1970年の録音です。

一生持っていて、くり返しきくに耐える演奏。――音楽評論家 吉田秀和
朝日新聞74年12月19日号


最初に買ったCDの帯にこう記載されていました。吉田秀和といえば評論家として巨匠なので買った動機はこの一文だったのかもしれません。
これはビクター盤で、今聴いているのはBMG盤です。今も両方の盤があるようですが、どちらもリマスターされているとは思いますが、どちらが良いのかわかりません。

大学時代、音楽科の人のカーステレオから一瞬リヒテルの演奏か?と思うような平均律が聞こえてきましたが、だれの演奏か問うと、ホロヴィッツだとのことでした。私はホロヴィッツの盤はちゃんと聴いたことがないのではっきりと言えませんが、聞き間違えるくらいなので共通点が多い演奏なのかもしれませんね。

リヒテルの平均律はピアニストとしてバッハを表現することが、ピアノ表現として自然で、しかも深いものだと思います。
バッハ演奏について私は、良いと感じるものはたいてい言葉にすると「自然で深い」という評価をしているように思います。自分の語彙不足かもしれません。評論文の天才・吉田秀和を読まなければ、というところですね。

この分だと本当に一生きくことになりそうです。




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2011年07月22日

楽器と私

今回は、音楽的に自分のレベルの低さをさらけ出してしまうことになりそうです。

子どもの頃から家にはエレクトーンがありました。兄弟が習っていたのです。その兄弟は絶対音感も当然のようにあって今でも羨ましく思います。
私にも楽器を習わせてもらえてたら、とよく思いますが、もう諦めて先に進むしかないですね。習ってなくても才能のある人はなんらかの音楽表現方法を見つけてその道でやっているわけですからね。
実際私にもクラシックギターが身近にありました。中学の頃から触り始めて、クラシックギター教本とかいう本で練習していました。高校くらいだったか、バカラックのThe Windows Of The Worldという曲の生ギターパートを耳コピして、熱心に弾いてました。下手でとても弾けるとは言えない程でしたけれど。
また、はやりの曲のギターコード譜を見て弾くチャレンジもしていましたが、コードはおぼわらずじまいでした。ここが私の限界なんでしょうね。
二十歳すぎてからちゃんとした先生にピアノを習いましたが、時既に遅く4ヶ月で自分の才能に見切りをつけてやめてしまいました。

不器用で楽器は無理だし、音楽の才能もないということが今にしてなんとなくわかります。

職についてからはピアノタッチ鍵盤のキーボード、Korg T1を購入しました。当時、けっこうすごいものだったと思います。
短期間ですが習っていたときに使用した楽譜(バッハのものが多かったです)で再び練習し始めました。ハノンの指の練習曲はよくやりました。バッハはインヴェンションさえろくに弾けないレベルです。
このキーボードはオールインワンシンセで、簡易ですがシーケンサーもついていたので、清水信之アレンジの曲などの一人コピーもやっていました。なかで私なりに最もできがよかったのは、Isley Jasper IsleyのI Can’t Get Over Losin’ Youでした。Chris JasperのキーボードはThe Isley Brothersの頃から大好きでした。私のは抜けている音もけっこうあると思いますけれど。調子に乗って録音したテープを友人にあげたりしました。今でもそのデータが入ったフロッピーはあるはずです。

その後、弦楽器にもチャレンジしましたが、やはり全くものになりませんでした。練習そっちのけで、シンフォニーの総譜を見てT1で打ち込みをして喜んでいました。これじゃあダメですよね。

こんな私のダメっぷりを書いてきてしまいました。
今も私にとってT1は貴重なものです。さすがに20年くらい昔のもで音が古いので、何年か前に音源モジュールYamaha Motif Rack XS(エクセス)を導入してそこから音を出しています。私には分不相応な音源ですが。

現在は、ポップスの基本を知るにはコード進行を覚えることだろうと思い、よく聴いている柴田淳の曲のコード進行をネットで調べて控えめに歌いながらコードをポロロンとやっています。当たり前かもしれませんけど、弾き語り(とはとても呼べませんが)はその曲の魅力がよくわかりますね。

私がコードを覚えようと思ってやってることを、一人で作詞・作曲・ピアノ弾き語りもできる友人に話すと、その年じゃ無理だよと言われてしまいました。
でもとりあえずは曲の良さをより深く味わう楽しさを通じて、何か音楽的に得られるものがないかな、とこの年齢になっても悪あがきしているところです。
posted by kenn at 00:14| Comment(0) | 楽器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする