2015年07月24日

AK Jr レビュー

私にとって、iPod classic以来となるDAP、AK Jrを購入しました。
実質的に今時のDAPは初めてです。iPodはiTunesで管理するので、このAK Jrは楽曲情報などの管理はどうやるんだろうと思いながらの購入でした。

下記リンクはMusic TO GO!の記事です。
http://vaiopocket.seesaa.net/article/419639731.html

さて、AK Jrの箱を開封して何曲か入れてすぐに聴いた音は、荒くて聴けるレベルではありませんでした。だいたい50時間くらい経った頃からでしょうか、ちゃんと聴けるようになってきました。
イヤホンはW60を使用して、主にCDの非圧縮音源を聴きました。Pro EQはonにしました。

AKjr縮小.jpg

まず楽曲情報管理ですが、上の写真はLinnのflacファイルなので問題ないですが、私は主にCD音源をwav形式で扱っています。今のところwavの管理方法がわからず、AK Jr上では曲タイトルしか表示されず、アーティスト名やアルバムカバー画像が非表示のままです。ちょっと調べてみようと思っていますが、可能かどうか・・
それから、タッチパネルの操作が、ややもっさりしてる感じはあります。
でも、物理キーの操作ができるため、使いやすくはあります。

音質は、この価格からは想像していなかったくらい明瞭で自然な音です。
私がリファレンスとしている、柴田淳の「おかえりなさい。」でもアコースティックな音空間はよく表現されていて、ドラムやベースの動きもよくわかります。
解像度も悪くないです。シヴィアに聴けば、音の混濁感は少しあり、シャープさやアタック感はもっとあってもよいと思いますが、そんなに不満に感じる程ではありません。

AK Jrは、この音質を持ちながら薄型軽量なので、ポータブル性がとても良く、電車などで重宝するだけでなく、家でも使うことがよくあります。

私みたいにハイエンドDAPは高価で・・という人にとっては、良い選択肢ではないかと思います。


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2014年02月03日

小型USB DAC・ヘッドホンアンプHerus 〜iPhone5Sとの使用〜

まずはMusic TO GOの記事です。
http://vaiopocket.seesaa.net/article/381743078.html

Resonessence labs製の超小型DAC、Herus (ヒールス)はヘッドホンアンプを内蔵しています。このDACはバスパワー駆動ですが、低電圧のためiOS7のバスパワー問題を回避して使用できます。
iPhone5SからはLightning USBカメラアダプタを使用しないとUSB DACが使えないことは不便ですね。この点でMFI認証を受けているiriverのAK10を買おうか迷いました。
HerusはESSの最新のDACチップであるES9010K2Mを採用しているとのことです。
ハイレゾファイルも再生できますし、DSDのネイティヴ再生もできます。
Music TO GOのささきさんによるとiPhone直挿しの音とはまるで違って、ハイレゾDAP並の音だということです。
私はDAPはiPodしか持っていなくて比較できないので、これがハイレゾDAPグレードなのか、と想像するのみですが本当に良い音です。

プレイヤーソフトはHF Playerを使っています。CDの場合、取り込みはJRMCで何も加工しないでおこなっています。
密閉型ヘッドホンSHURE SRH1540で聴いてみました。とてもこんな小型のDAC・ヘッドホンアンプから出ているとは思えない音質で、パッと聴いて不満はないです。不満がないどころか音楽に入り込んでいけます。
すべての音域がしっかり出て、解像度はかなり高いです。据え置きアンプのEF6で聴く音とくらべるとアタック音の鮮明さがやや劣りますが、それ程不満は感じません。
DACチップが最新鋭だといっても、このサイズのヘッドホンアンプとして、よくここまでその音質を駆動できるなというのは素直に思います。

image0008.jpg

写真のように少しかさばりますが、ポータブル用としてiPhoneとDAPの2台持ちをしないで、iPhoneにくっつけて使えるDACはありがたいことです。
SRH1540ならば音的にもんくがないですが、さりげなくなくて携帯性はよくないので、普段はイヤホンのSHURE SE535LTDを持って行きます。なおSE535LTDのオリジナルケーブルの音はあまり良くなかったのでリケーブルしています。
それでもどうしても不満があるため、Dita AudioのAnswerを購入予定です。
posted by kenn at 00:14| Comment(0) | ポータブルオーディオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする