大学時代にオーケストラのサークルに入っていました。その中のよく一緒に遊んでいた仲間で弦楽五重奏グループを作っていました。オーケストラの弦の構成と同じファーストバイオリン、セカンドバイオリン、ビオラ、チェロ、ベースでした。それぞれ一人ずつの5人です。私はチェロでした。私以外は皆オケの方でパートのトップ経験者でうまいのです。私はといえば平部員の中でも下手くそで、今思えばなぜこのメンバーだったのか不思議です。たぶん(いや確実に)迷惑かけてたと思います(苦笑)。
福祉施設や駅前などで演奏しました。
練習もしっかりやりました。練習を主導していたのはオケでもコンマスで、ひときわ上手くて指導力のあるファーストバイオリンの友人でした。みんな上手いからピッチ、テンポ、音量や歌い方などの大変細かい作り込みを熱心にやっていきました。私は皆からのしごき(?)に応えようとやってたのですが、下手なのは何ともならないところが多かったです。曲は聴きなじみのある小品が多かったと思います。私一人だけ下手なので、ある曲は参加して別の曲は不参加でみたいになってました。低弦はベースがあるからチェロが抜けても大丈夫なのです。
夜、人気のない校舎で5人集まって練習するとか、楽しかったです! 気心の知れた仲間で音楽表現することの喜びですね。普段から飲み会やごはんなど共に過ごすときが多かったし、この弦楽アンサンブルの体験は私にとってかけがえのないものです。
今でも5人のうちの3人はそれぞれ積極的にアマチュアで活動しています。
今でもこのメンバー中心にたまに会います。現在、私は自分のworkのため仲間と離れていますが、これが無事一段落して合流できるよう頑張るのみです。