2015年08月16日

OPPO Digital製USB DAC、HA-1レビュー

発売は2014年7月ですから、私が導入したのはその約1年後になります。

IMG_0184修正2小.JPG
下記リンクはOPPO Digital Japanの製品ページです。
http://www.oppodigital.jp/products/headphone-amp/ha-1/
このページの下の方に、いくつかのレビュー記事へのリンクがあり、HA-1導入にあたって参考にさせてもらいました。
これと別に、「オーディオアクセサリー 157号」web版のUSB DAC比較記事も参考になりました。

HA-1は、オールインワンのヘッドホンアンプですが、HE-560をヘッドホンバランス端子につないで聴いてみると、HA-1のラインアウトからヘッドホンアンプのEF6につないだ音には及ばなかったので、HA-1のヘッドホン出力は使っていません。
*2015_10_13追記 HA-1のヘッドホン出力は、エージングしたらだいぶ良い音になってきたので、こちらで聴くことが多くなりました。

そこで、今の私の再生方法は、JRMC 19 + JPLAY ⇒ iFi iUSBPower ⇒ HA-1 ⇒ EF6 ⇒ HE-560です。
再生ソフトはJRMC 19 + JPLAYですが、JPLAYを入れた方が若干、音に潤いが出るような気がして、JRMCを19にダウングレードしてまで使ってます(笑)

HA-1は、ボリュームを介したプリアウトをとって、EF6のボリュームをMAXにして、EF6をヘッドホン“パワーアンプ”として使っています。
HA-1のボリュームを介さないラインアウトの音質と比べても、クォリティの差はほとんどわからなかったのと、プリアウトでは、EF6の音の粗さが減ってややなめらかになるような気がしたので、このように接続しています。あと、プリアウトだとリモコンでボリューム操作ができるのが便利です。
便利といえば、リモコンでスキップと再生・一時停止操作ができるのが不思議ですが、うれしいです。

音質は、オーディオアクセサリーのレビューにもありましたが、情報量と解像度がすごくて、「オーディオ的な再生能力は、恐るべき次元に達して」います。
ハイレゾ音源、例えばLinnのクリスマスアルバムが、本当に音が良いことがわかります。
私は主にCDリッピング音源を聴きますが、今まで聞こえなかった音も聞こえてきて、すべての音色も豊かです。音像定位の安定感もしっかりしています。フォルテとピアノの差もしっかり描き分けます。
情報量と解像度がすごく、シャープな音はしっかりシャープですが、全体としてはなめらかな感じがします。
HA-1は、基本的な音性能がとても高い上に、音質の作り込みがよくなされていて、味わい深いオーディオ製品だと思います。

順番が逆になってしまいましたが、HA-1の箱を開封すると、超高級オーディオのように、本体が布で覆われていました。
本体も、広告写真ではなかなか感じなかったんですが、高級感のある仕上げです。黒の筐体は作りの良いヘアライン仕上げで、フットもしっかりしています。端子類のあるバックパネルは、各端子のつくりが良さそうで、これまた高級感があります。

HA-1は、使っているとパワーアンプ並に熱くなります。これは少しびっくりしました。
内部写真を見てもぎっしりつまった感じですし、これは相当気合いの入った製品ではないかと思います。


posted by kenn at 10:05| Comment(0) | PCオーディオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月20日

ヘッドホンアンプ・USB DAC / Pioneer U-05

ヘッドホンアンプ・USB DACのPioneer U-05を導入しました。

IMG_1161.JPG

まずはこちらMusic TO GO!の記事です。
http://vaiopocket.seesaa.net/article/399523745.html

発売後まもなく導入したので、使用してしばらく経ちます。
これまではTeacのUD-501でした。
PCオーディオの要となるUSB DACですが、デジタル関連機器は、本当に日々進歩しているという感じを持ちました。
UD-501もかなり優れたものだったのですが、今の最先端といえそうなU-05は、明らかに音質が上をいっています。U-05も作り込まれ方がすごいな、と思いました。
その上、ヘッドホンアンプがしっかりしていて、別にヘッドホンアンプがなくても、これ1台でもかなり満足できるのではないかと思います。
価格は9万円前後で手に入ります。
私は聴いたことはないですが、興味のあるヘッドホンアンプ内蔵USB DACで、BMCのPure DACという20万を超えるような製品がありますが、これと比較試聴をしてみたいと欲が出てきます。

U-05はバランス・ヘッドホンアンプの音質も良いのですが、うちにはEF6があるので、U-05のラインアウトをEF6に入れて、これまた最近導入した平面駆動型ヘッドホンHIFIMAN HE-560で聴いています。
やや低能率ヘッドホンのHE-560だとやはり、EF6で聴くほうが音質が上です。大きな差ではありませんが。
U-05へのPCからの入力は、iFiのiUSB Powerを介してUSB端子へ入力しています。
USB入力のジッター軽減対策はかなりされていると感じました。
UD-501使用時に、iFiのiLinkを介してのCoaxial入力によりジッターの軽減をしていましたが、そのレベルは同じくらいに感じます。

導入してすぐにレビュー記事を書いておけばよかった、と後悔するのですが、UD-501とU-05の具体的な音質の違いが思い出せません。
大雑把に言うと、S/N比が上がり、背景がとてもよくきこえます。どんな音も拾ってくる感じです。1つ1つの音は、バイオリンなどの音色をかなり鮮明に味わい深く描き分けることができます。これは弦楽器に限りません。どんな音もクオリティが高いです。
この価格帯でここまでの音質というのは、すばらしいと思います。ここまで来ると、もう本格的なオーディオグレードではないでしょうか。しかもPCオーディオで。

続きを読む
posted by kenn at 19:50| Comment(0) | PCオーディオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月25日

JRMCのリモコン操作-JRemote-

先日、JRiverから来たメールの中に、JRemoteというiOSのアプリの紹介があり、それをiPhone 5sに入れてみました。
このアプリは少なくとも2012年時点ではリリースされていたようですし、他にもJRMC用のリモコンソフトはあるようです。こちらにこのようなアプリの比較の記事がありましたので参考になりました。
http://b-sunset.seesaa.net/article/254257179.html

JRemoteを使用してみましたので、その感想を書いてみます。
私はPCオーディオでは、もうずっとJRMC+JPlayを使っています。
まずJRemoteをインストールしてからのセッティングは、英語ですがナヴィゲートがあるのでそれ程難しくはありません。JRMCでアクセスキーを取得してアプリに入れると、あとはすんなりいく感じでした。Wi-Fi環境は必要ですが。

0110d135fda81c19125a3ed2a8d77e3df30ce12d1f.jpg

このリモコンアプリの使い方で、ひとつ気づくのに時間がかかった操作がありました。それは、上の写真で、左下の方に薄い白色の格子状の小さい円を見つけていただきたいのですが、これをタップするとiPhone上で聴くのか、JRMCで聴く(リモコンとして使う)のかを選択することができます。
この設定ができたら、あとはiPhone上でミュージックアプリで音楽を聴くようにJRMCの操作ができるようになります。

普通にマウスやキーボードで操作するときには、JRMCがPC画面上でアクティヴになっていないとできませんが、このリモコンを使うとJRMCが起動されてさえいれば、前面で他の作業をしていても操作できます。例えばソファに横になっていてもiPhone片手に操作できますね。
JRemoteアプリは通常のミュージックアプリのような操作ともうひとつ、iPhoneをタッチスクリーンとしてPCモニターを見ながらするやり方もあって、優れたリモコンを手に入れられたという気持ちで嬉しく思っています。
posted by kenn at 18:32| Comment(0) | PCオーディオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月29日

ifi AudioのiUSB PowerとiLink


ifi Audioの「USBクリーン電源」と「USB DDC」の2つの製品の感想を書いてみます。

いつものMusic TO GO!の記事はこちらです。
・iUSB Powerを含む記事 http://vaiopocket.seesaa.net/article/324240057.html
・iLinkの記事 http://vaiopocket.seesaa.net/article/357822969.html

IMG_0193.JPG

◯「USBクリーン電源」のiUSB Powerは、PCとUSB DACの間にUSB接続で使うものです。
PCからの信号は汚れているので、クリーンにするためのものです。
これは、もうしばらく前に導入していたので、挿入前後の変化を具体的には思い出せなくて大ざっぱですが、音がかなりきれいになったという印象でした。
Music TO GOから抜き出すと、「USB DACを使っている人には良い音質向上手段となると思います。」


◯「USB DDC」のiLinkは、USB入力を同軸デジタル出力に変換するものです。
わたしは詳しくないですが、もしデジタル信号はUSBよりもSPDIF(同軸ケーブルやBNC)での伝送の方が優れているとすれば、DDCの機能のみで効果があるのかもしれません。
しかし、iLinkにはJETというジッターを低減する機能があります。製品のホームページのデータによると、この性能はかなりのものなので、これがiLinkの大きな特徴になっていそうです。

iLinkの同軸デジタル出力は、HighとNormalの2つあります。これは出力電圧の高低です。一般的なDACはNormalでよいけれど、一部のDACでHighが適当なものがあるとのことです。
このあたりの技術的なことはMusic TO GOに詳しいです。
TEAC UD-501のデジタル入力は、0.5Vという仕様なのでNormalで使っています。
High出力だと、微妙な差ではありますが、音量のピーク時にやや歪み感のようなものがあるかもしれません。Normalの方がやや音表現に無理がないような感じを受けます。

音質は、解像度が上がり、個々の楽器の音色がより正確に聞き取れるようになりました。遠近感がわかりやすく、背後で鳴っているふわっとした音もより明瞭になりました。

うちではJPlayをサウンドエンジンとしていますが、PCへ高い負荷をかけての再生時、PCの調子によって音が途切れることが時々ありましたが、ちょっと不思議ですがiLink挿入後はそれがほとんどなくなりました。全くなくなったわけではないですが、うれしいオマケです。

iUSB PowerとiLinkはとても効果が大きかったので、もうシステムから外せないなと思っています。
posted by kenn at 17:22| Comment(0) | PCオーディオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月27日

TEAC製DAC、UD-501

このDACは定価115,500円のものですが、お世話になるショップさんから展示品を比較的安く譲っていただけたので、感想を書いてみます。

UD-501は、TEACの高級ブランドであるESOTERICが設計をしているとのことです。
TEACの製品ページにいろいろな特徴が書かれていますが、それを見ただけでもすごそうです。
http://teac.jp/product/ud-501/

IMG_0173.JPG

実際手にしてみて、大変によく作り込まれた、手抜きのない製品だと思います。
いろいろの特徴が、音のグレードの高さに集約されているという印象です。

このDACは、DSDフォーマットのネイティヴ再生ができるという大きな特徴や、アップコンバートなどの機能もありますがまだ試していなくて、CDのオリジナルフォーマットのままで聴いています。

なお、今のPCの再生ソフトは、Music TO GO!で紹介されていた、JPlayをサウンドエンジンとして使ったJRMC、という2つの有料ソフトを使用しています。
http://vaiopocket.seesaa.net/article/319251816.html
比較的高価なソフトですが、すばらしい音質なので愛用しています。

Luxman DA-100との比較になりますが、音が非常に安定しています。具体的には音像定位の良さと一つ一つの音のクリアさでしょうか。
解像度もとても高く、不自然な感じもまったくなく、すぐには欠点らしいところが見つからないです。

オーディオ製品は高額なものも多いですが、このくらいの定価で、ひとつのオーディオ製品としてどうどうと主張できそうなものは貴重なことだと思います。
posted by kenn at 01:21| Comment(0) | PCオーディオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月07日

LUXMAN DA-100導入

比較的リーズナブルな価格帯のD/Aコンバーター、DA-100を導入しました。
こちらLUXMANの製品ページです。http://www.luxman.co.jp/product/aa_da100.html
リーズナブルといってもPCオーディオを始めてからずっとuDAC2を使ってきたので、比べたらだいぶグレードアップです。

2012020707120000.jpg

前回の記事に書いたように、うちではDVDレコーダーの音の方がPCよりもずっと良いことに気づいてからは、いつもDVDレコーダーでCDをかけていました。
それが今回のDACのグレードアップによって、無事?PCオーディオに復帰しました。

DA-100のデジタル入力端子は、USB、同軸、光と揃っていてサンプリング周波数も192kHzまで対応しています。取説によるとUSB入力だけは、
「88.2kHz、176.4kHz、192kHzのデジタル信号が入力されたときは、内部で96kHzのサンプリング周波数に変換されます。」
ということです。
USBから同軸へD/D変換すれば192kHzでもそのままいけるのでしょうか?

このDACでまず聴いたのはDVDレコーダーの光アウトでした。
実は光端子の使用は私にとって初めてのことです。すぐに音の解像度が上がったことがわかりました。確実にグレードアップです。
さて、PCの音はどうでしょうか。音楽鑑賞に耐えうる音質だということがすぐにわかったので、あまりしっかり比較試聴しませんでしたが、DVDレコーダーの光アウトと比べてほんの少し、低音のアタックの鮮明さが劣るかもしれないと感じたこと以外は、これといって違いはわかりませんでした。これは良い音です。

ここではお馴染みのMusic TO GO!の2010年の記事にWadiaのPower DAC miniというフルデジタル・プリメインアンプについてのものがあって、http://vaiopocket.seesaa.net/article/156462614.html
そこにMacからUSB DDCで同軸に変換してPower DAC miniに入れるとUSB入力よりも音が良かったという興味深いことが書いてあったので、製品は違いますが試しに真似事をしてみました。
うちでのUSB DDCはuDAC2のUSBから同軸端子への変換機能を使いました。なお、USB、同軸、光のデジタルケーブルは、オーディオ的にそこそこ良さそうな同程度のグレードのものを使用しています。
あくまでうちの環境ですけれど、一般的になにか変換プラグをかましたために音が甘くなったときに似た印象を少しだけ受けました。ただ質感は良かったです。USB DDCとしての性能とか影響してるかもしれませんね。

DA-100のラインアウトは、音量固定です。ちゃんとしたアンプにつなぎたいです。標準タイプのヘッドホン端子があり、それ用のボリュームがついています。K701を直挿ししてみましたが、予想より良い音質でした。ただ微少音量でのギャングエラーはありました。

このDACの導入はとても効果がありました。音質だけでなく見た目も、うちの中では一番オーディオ製品らしく、要の製品になりました。PCオーディオの音源管理の快適さを存分に活用して楽しんでいます。
posted by kenn at 17:01| Comment(0) | PCオーディオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月01日

ヘッドホンオーディオとスピーカーオーディオ

たしか、スピーカーだと数百万出さないと得られないような音が、ヘッドホンだと10万、20万とかで得られるという内容のことをちらっと、Music To Goのささきさんが以前書かれていたような記憶があります。
なお、勝手に親しみをこめて“ささきさん”と表記させていただきます。

DigiFi No.4で野々村氏はUSB DAC付ヘッドホンアンプについての記事で、同様の認識を元に、ヘッドホンでの試聴体験で「耳を鍛える」ことによりスピーカーを選ぶ判断基準も身につくという内容のことを書かれていました。
この意見にはとても賛成します。

自分のピュアオーディオの経験を思い返してみます。所有しているオーディオシステムの音質は、好きな音源を好きな音量で頻繁に聴く生活をしていてだんだんわかってくるようなものかもしれないと思います。しかも音質の判断基準はハイファイな音のいろいろな製品を聴くと得られてくるもののようですから、そういう高価な製品に頻繁に触れる体験が必要になります。しかし高級オーディオ店にそうそう頻繁にお邪魔することもできません。
そこでささきさんは、高価なスピーカーと違ってヘッドホンは個人でいくつも所有できることを利点として書かれていましたが、それがとても意味あることになってきます。
いろいろなタイプの高音質を身近に体験する生活ができるからです。このような生活の中で音の判断基準が得られて「耳が鍛えられる」ことでしょう。また自分の音の好みもできてくるかもしれません。

こういう経験を経た後、ピュアオーディオに進んだとしたらより自分らしく有効な投資ができるのではないかと思います。こだわると巨額の投資になりますから、慎重にならざるを得ませんから。
ピュアオーディオに進むというよりも、ヘッドホンオーディオからスピーカーオーディオへの比重の移動といったほうがいいかもしれません。

音が良いならヘッドホンのままで良いではないかと言われそうですが、スピーカー再生の良さを知っていると、ちょっとヘッドホンだけでは暮らしていけないなと思ってしまいます。たぶん音楽愛好家の多くの方はそうではないかと想像します。
本来あるべき音像定位での音楽再生の魅力でしょうか。

個人的に今の段階での思いですが、デジタルファイルのトランスポートとしてのPCは、ピュアオーディオ基準で見てもかなりの能力を持っていると感じます。もちろんPCからのデジタル出力は必須ですが。
ですからもし今すぐスピーカー再生にこだわるなら、PCからの再生はそのままにしてその後からグレードアップを考えると思います。CDトランスポートに投資する分をスピーカーなどにまわせますからね。
posted by kenn at 00:43| Comment(0) | PCオーディオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月13日

StealthAudioPlayerのホットキー操作

先日記事に書いた、導入したばかりの音楽プレイヤーソフト:StealthAudioPlayerですが、大変音が良く当分使いそうなので少し使い勝手を良くしようと試してみました。
私と同じPC初級者の方向けの記事です。

このソフトはグラフィック・ユーザー・インターフェース(GUI)がなく、一時停止や次の曲などの操作は、ソフトをインストール(?)すると入っている、バッチファイルというものを使うことになります。
私の場合は6個あるバッチファイルをデスクトップに貼り付けて、それぞれやりたい操作のファイルをダブルクリックしていました。
今回はこの操作をキーボードでやってみようというものです。

同じくこのソフトにはStealthAudioPlayer_AutohotkeyというAutohotkey Scriptが入っています。
これを使うにはAutoHotKeyをインストールする必要があると思います。ここからダウンロードできます。
http://www.autohotkey.com/download/

さて、プレイヤーソフトのスクリプトファイルを右クリックでEdit Scriptを選ぶと下のようなメモが表示されました。

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

; This is a AutoHotKey script to assign StealthAudioPlayer control actions
; To keyboard media keys Play_Pause,Next,Prev,Stop

Media_Play_Pause::
Run "D:\\DOWNLO~1\\STEALT~1.0\\StealthAudioPlayer.exe" Pause
return

Media_Stop::
Run "D:\\DOWNLO~1\\STEALT~1.0\\StealthAudioPlayer.exe" Stop
return

Media_Next::
Run "D:\\DOWNLO~1\\STEALT~1.0\\StealthAudioPlayer.exe" Next
return

Media_Prev::
Run "D:\\DOWNLO~1\\STEALT~1.0\\StealthAudioPlayer.exe" Prev
return


- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

このスクリプトは、どうやらキーボードの“media key”用のもので、私のオーソドックスなキーボードでは操作できません。
なお、Run "D・・・のDは私のPCではプレイヤーのファイルがDドライブに入っているということですね。蛇足ながら・・。
それで、AutoHotKeyで検索すると上の方に出てくる詳しい説明のサイトを参考にスクリプトを少しだけ変えました。でもこのサイトは初級者の私には難しくてほとんど理解できませんでした。
ただ、このソフトがいろいろなことが出来るであろうことはわかりました。いつか理解できるときが来るのでしょうか・・。

私は以下のようにスクリプトを変えました。

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

; This is a AutoHotKey script to assign StealthAudioPlayer control actions

^down::
Run "D:\\DOWNLO~1\\STEALT~1.0\\StealthAudioPlayer.exe" Pause
return

^up::
Run "D:\\DOWNLO~1\\STEALT~1.0\\StealthAudioPlayer.exe" Stop
return

^right::
Run "D:\\DOWNLO~1\\STEALT~1.0\\StealthAudioPlayer.exe" Next
return

^left::
Run "D:\\DOWNLO~1\\STEALT~1.0\\StealthAudioPlayer.exe" Prev
return


- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

書き換えたら保存します。
これは、
Ctrl+↓  Pause
Ctrl+↑  Stop
Ctrl+→  Next
Ctrl+←  Prev
という操作をするためのものです。

見ればすぐわかるように、少ししか変更していません。
ここは人それぞれでいろいろな設定ができますね。
そして、ここでは4種類の指示しか出していませんが、バッチファイルは6種類あるわけですから、試してはいませんがあと2つ追加できるかもしれませんね。

あと、便利なようにこのStealthAudioPlayer_Autohotkeyファイルをデスクトップに貼り付けました。
StealthAudioPlayerを使う前に、貼り付けたスクリプトファイルをダブルクリックして起動させる必要があります。PCの起動と一緒にというのもありなのかもしれません。
それからスクリプトを書き換えたので、スクリプトアイコン(AutoHotKeyアイコン)を右クリックでReload This Scriptをしておきます。

これで完了、キーボードで操作できるようになりました!ずいぶん快適になりました。
それにしても、今の私にはこれが限界だと感じました。AutoHotKeyが触れるような人なら何をくだらないこと書いてるんだと思われることでしょうが、PCオーディオ人口も増えてきて私のようなPC初級者もStealthAudioPlayerを使うのが少しでも便利になればいいな、と思い書いてみました。
posted by kenn at 23:38| Comment(4) | PCオーディオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月31日

プレイヤーソフト:StealthAudioPlayer

プレイヤーソフトをStealthAudioPlayerというものに変更しました。
今まではPlayPcmWinでした。この2つのソフトは、いったんデータをメモリに読み込んでから再生するというという共通点があります。
Digi Fiのバックナンバー No.2を取寄せて見ていたら、小原氏によるWindows版再生ソフトの紹介があって、StealthAudioPlayerが音が良いソフトの一つとして紹介されていました。実は私はこのソフトのことは、Music To Go!の記事http://vaiopocket.seesaa.net/article/139993648.htmlで知っていましたが、ユーザーインターフェイスもなく設定も難しそうだな、と思いその時は試してみることもしませんでした。今回、雑誌の記事にもあったし試してみよう、と思いインストールしました。

一言でいうと、“懐の広い音”だと思いました。特に何も設定しないで、良い音質で聴けています。2つのソフトで何曲か交互に比較試聴しました。Digi Fi No.3の記事にあった山下達郎のレコーディングやミキシングも担当されているエンジニアの中村氏がリファレンスのうちの一つとしているというUtada / This Is The Oneも使いました。このディスクは中村氏によると派手目なマスタリングがされているとのことです。私はこのディスクは、再生機器の限界に挑む厳しい音源だと感じていました。
いろいろ聴いてみると、このプレイヤーは音を発しているところのリアリティが高く、その曲をひとつの音の構築物として余裕を持って表現してくれると感じます。Utadaも無理なく表現してくれます。

でもやはりユーザーインターフェイスがないのは使い勝手としてマイナスだと思います。決定的なことではないですが。メインはStealthAudioPlayerで、サブで今までのものを併用していくことになるかもしれません。
とても音の良いプレイヤーソフトに巡り会えて喜んでいるところです。
これは、新たに導入したヘッドホンアンプとの相乗効果で一気にハイエンドとまでは行かなくともちらりと頂上が見えるかも?というくらい良い音です。
posted by kenn at 22:14| Comment(0) | PCオーディオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月21日

CDをEACで取込、MediaMonkeyでiPodへ転送

現在、PCで音楽を聴くためにExact Audio CopyでCDから圧縮しないでwavファイルとして取り込んでいます。
それをiPodに転送できないかな、と調べてみました。
結果、MediaMonkeyを使ってできましたので、全然大したことではないかもしれませんが、書いてみます。初歩的すぎるのか、ネットでもやり方が見つかりませんでしたし、パソコンに弱いので出来たことが嬉しかったのです。

EACでCDを圧縮しないでwavファイルとしてPCに取り込む。
取り込みでは、アーティスト、アルバム、トラックナンバー、トラック名、という階層ができるようにしています。
取り込んだものをMediaMonkeyのライブラリに加える。ファイルタブからいけます。
このままでは、情報がスカスカです。

次に曲目リスト表示の中の処理したい曲を右クリックで「ファイル名から自動タグ付け」を選ぶと、「タイトル」「アーティスト」「アルバム」名をリストに表示してくれる。このときに「ファイル名書式」を適切なものに設定しておく必要があります。
「ファイル名から自動タグ付け」は、右クリックする前に1曲でなくて、自動タグ付けしたい曲を全て選択しておけば一気に処理してくれる! ここがこのソフトの良いところです。iTunesでは基本的に1曲ごとに編集しないといけないみたいですね?ここはあやふやです。

iPodに同期するときに必要な情報は、アルバムの中の何番目の曲か、というものがありますが、自動タグ付けで普通は曲タイトルの頭に二桁のトラックナンバーがつきますから問題ないですが、クラシックなどタイトルが長いものでは頭が省かれることがあり、iPodで曲順がメチャクチャになってしまいます。
こういうとき私はとりあえず止む無く、タイトルの頭にトラックナンバーを手動入力しました。他に何か良い方法があるかもしれませんが。

次にiPodとの同期ですね。
ツールーデバイスと同期―デバイスの設定―携帯オーディオデバイスーiPod.dll―設定―「デバイスの概要」で適切な設定にする。概要の中で、「デバイスの設定」―「トラックの同期先」は、私のは「iPod_Control\Music\<アルバムアーティスト>\<アルバム>\<トラック #> - <タイトル>」としてあります。

最後に、ツールーデバイスと同期―デバイスと同期、で同期が始まります。初めて大量に転送するときはもちろん結構時間がかかります。
待っていれば完成です!

このやり方は、MediaMonkeyのほうでちょこちょこと不具合(というのは語弊があるかもしれません)があるので、手動入力が多くなります。だから時間に余裕のあるときに作業されることをお勧めします。

私のこだわりは、EAC取込非圧縮wavデータのiPodへの転送ということでした。現在、スマートなやり方ではないかもしれませんね。FLACとかなら曲情報もすんなり付けられるのかもしれませんが、私はわかりませんが・・
ちょっと時間をかけてしまいましたが、現在実際にはiPodが必要な生活はしてないです(笑)。まれにあるかもしれない使いたいな、というときのためですね。それに、このようにこだわったら当然、iPodのデジタル出力が必須でしょうが、そんな機器も持っていません。アルゴリズムソロとか、HP-P1とかが欲しいですね。

それにしても、たしかWadiaから(?)始まったiPodから音声デジタル信号を取り出せる機器が増えてきたのは嬉しいですね。
posted by kenn at 21:51| Comment(4) | PCオーディオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする