2011年09月07日

heart beat 坂本龍一

1991年、Virginより発売。
歌詞にあまり重きを置かない音楽家に思いますが“heart beat”は言葉が印象に残ります。
このアルバムのメッセージは、アルバムタイトルと最後に収録されている曲が物語っているように感じます。
外国人男性ヴォーカルにより英語で歌われる最後に“Tainai KaiKi”と繰り返される。繰り返すheartbeat。
人間としてのひとつの根源的欲求・喜びの表現かもしれないと思います。

比較的洋楽っぽいかっこいい雰囲気で難解ではなく、贅肉をそぎ落とした感じを受けるアルバムです。音質はあえて個々の音のクォリティを下げたレコーディング、またはミキシングがされています。これは音響に詳しい方なら的確な表現をされると思いますが、私にはわかりません。

最近、ふいに聴いてみたいと思い、久しぶりにCDを取り出しました。
少なくとも今の私にとって、とてもみずみずしさを感じるアルバムです。

このCDは出てすぐ購入した日本版を持っています。初回特典のようですが、パッケージ中身もなかなか凝っていて、1枚のCD作品として優れたものだと思えます。

現在は日本版は入手できないかもしれませんので、パッケージは異なるかもしれません。




posted by kenn at 22:05| Comment(0) | CD, アルバム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。