2011年07月13日

編曲家:清水信之

若い頃、アイドルのアルバムを聴いたりしていた頃から一貫してポップスの曲のアレンジメントに関心が向いていました。
音の彩色を味わうとでも言いましょうか。

思い返せば、最初に音楽を真剣に聴き始めた八神純子のアレンジは松田聖子を手がけた大村雅朗でした。それからアイドルなんかでよく聴いていたのは山口百恵も手がけていて今も一線で活躍中という大御所の萩田光男(現・光雄)でした。この人の常に一線に居続ける力には頭が下がります。おそらくお人柄もよいのだと想像します。

さて、清水信之です。
私にとって思い入れのある編曲家が3人くらいいますが、その中でも一番です。
私の印象は、一時期だれにも真似できないすごい仕事をした編曲家というものです。
一緒にすごいことをしたシンガーソングライターはEPOです。
一緒に活動した期間が最も長くてしかも私が聴いた限りですが常によい仕事をしていたのは、大江千里とです。
それに続いて平松愛理などがいました。平松愛理との仕事は素の彼らしさが一番出ていたのかもしれません。

彼が平松愛理と良いコンビを組んでいた頃、サウンド&レコーディング・マガジン(だったかな?)に毎号インタビュー記事が載っていて、私は楽しみに読んでいました。もうその雑誌も手元にないので記憶が曖昧ですが、そこでEPOとの仕事について、「おまえもすごいが、おれもすごい」という感じだったと語っていました。
また、彼が一人でアルバム全曲をアレンジしたEPOの5枚目から7枚目まで、
『VITAMIN E・P・O』
『HI・TOUCH―HI・TECH』
『HARMONY』
について「もう二度とあんなすごいことは出来ないと思う」と語っています。
音作りの作業はEPOと協同での格闘・試行錯誤だったようです。もちろん編曲の主役は彼ですが。
今調べるとこの3枚のアルバムは彼が25才前後くらいの仕事のようです。

1985年発売の『HARMONY』のCDケースの裏側には彼のモノクロ写真に添えて、
NOBUYUKI SHIMIZU PLAYS “ALL” KEYBORDS, GUITARS, BASS, DRUMS AND MANY OTHER INSTRUMENTS!
とあります。
普通、アルバムの写真に編曲家の顔写真など載せないでしょうが、それだけ彼の果たした役割が大きかったということなのでしょうね。

ここで私の感想を述べますと、まず、『HI・TOUCH―HI・TECH』2曲目の「赤い媚薬」と『HARMONY』2曲目の「YUYAMI NO STRUT」をそれぞれ始めて聴いたときに身震いする程感動しました。全身の毛がよだつ感じでした。上記の3枚よりも一つ前の『う・わ・さ・に・な・り・た・い』の最後におまけのように収録されている「JOEPO〜DOWN TOWN」のシンセベースとシンセドラムの組み合わせによるグルーブにも同じような感動をしました。
歌やメロディよりも音の組み合わせ、アレンジによってこんなに感動したというのは他にないかもしれません。
もちろん、この3枚のアルバムは他にもすごいアレンジの聴き所がそこここにあります。

当時、NHK FMの坂本龍一の番組にゲストとして呼ばれたことがありました(ひょっとしたら記憶違いかもしれませんのでお許しください)。大貫妙子のアレンジャーつながりということもあったのでしょう。しかし自身が一流のアレンジャーでもある坂本龍一も彼に興味を持っていた証拠でしょう。2人が何を話していたか全く覚えていませんが。ただ一つ、彼が坂本龍一に始めて会った頃は緊張していたと言っていたことのみ覚えています。
私は一ファンにすぎませんが、おそらくあの当時、日本の業界では清水信之は一目置かれる新星のような存在だったかもしれないと思っています。

EPOの上記3枚のうちのはじめの『VITAMIN E・P・O』は生演奏的な感じもありますが、あとの2枚は電気的な感じがします。この2枚は『HARMONY』の裏ジャケットに書いてあるように、オール・インストゥルメンツを彼がひとりでやっているのです。シンセを中心に。
彼もアレンジで参加した大貫妙子のアルバムで同じくアレンジの坂本龍一が、自分の担当した曲でギタリストとして清水信之を使ったこともあります。

キーボード使いのアレンジャーとしてシンセの音使いには特徴があります。あくまで聴いた感じで言っているのみですが。彼流のポップスができあがります。悪く言えば無骨な雰囲気かもしれません。曲の中で、不要な音は入れず必要なところに個性的な音色で構成していきます。抑揚があるというのでしょうか。そうです、個性的なのです。有力なポップスの編曲家というのは、欧米も含めてたいてい聴いてだれがアレンジしたかわかるような個性を持っていることが多いものです。

そんな点とも関係あるかもしれませんが、先に挙げた雑誌で彼は、自分でアレンジもやった方が良いシンガーソングライターは小田和正さんだけだ、と発言していました。昔の記事ですけれど。編曲家:小田和正としても認めていたということでしょう。また、自身の編曲に自信を持っていたからこその発言だとも言えるかもしれません。私も小田和正は本当にすごい音楽家だと思います。昔、オフコースの「Yes-No」のイントロからAメロに入るところのコード進行にすごく感動したことを覚えています。現在も音色だけで彼の編曲だとわかりますよね。

先ほどからあげているEPOの3枚以後も彼のアレンジで「音楽のような風」など素晴らしいものがあります。この曲の編曲も傑作だと思います。なんと爽快なのでしょうか。

しかしEPOはだんだん彼から離れていきます。なぜかと問われると、EPOは、「(彼は)千里君なんかもやってるでしょ」、と答えていました。
「音楽のような風」と同じアルバムに収録されている他の人が編曲した、「12月のエイプリル・フール」の編曲もすごく素晴らしいです。すべて良いですが特に高域の弦のアレンジに感動します。私の知っている限りでは、EPOの曲はだれが編曲しても魅力的なものになるような印象があります。少しでも気に入らないところがなくなると言いましょうか。センスがあるのでしょう。アレンジャーの力を引き出すことがうまいということかもしれません。

大江千里のアルバムも私は枚数は少ないですがよく聴きます。まずレコーディングに時間とお金をしっかりかけていた感じを受けます。そうするとEPOとの作業でなくても彼のすばらしさがわかります。音の彩色の楽しみがあります。彼もかなり力を入れていたのがうかがえます。大江千里のライブにもレギュラーでキーボードプレーヤー兼アレンジャーとして参加していたようですし。残念ながら大江千里は2007年くらいに活動休止(ジャズの勉強のため渡米)でこのコンビの仕事が聴けなくなってしまいました。

私は今はポップスの現況についていっていないので、清水信之が現在どんな仕事をしているのかわかりません。ここ何年かはやってすぐの仕事を聴くこともできていません。

今彼は50代前半の年齢のはずですからまだ活躍してほしいです。いつまでも通用するアレンジャーとして。あまりさみしいことは言ってはいけませんが、仮に彼の仕事があの当時のものだけだったとしても日本のポップスの編曲家として名を残すことでしょう。
少なくとも私にとっては一番のアレンジャーです。
清水信之はまだこれからだと思いたい!と言いますか、今の彼の編曲が聴きたいです。


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posted by kenn at 01:43| Comment(20) | 編曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
突然のコメント失礼します。

清水信之さんのことをGoogleで調べながら貴ブログに辿り着いたものです。

私は1981年生まれで、小さい頃(80年代から90年代はじめまで)家族で出かける車の中で親がかけるEPO、竹内まりや、ユーミン、平松愛理などを耳にしておりました。

90年代中盤から社会人になる頃までは、アメリカに住んだこともあり、Smooth Jazzとよばれるジャンルをたくさん聴いて来ました。

親元を離れてしばらくたち、また国外に住んでいるため日本語の歌が恋しくなったのでしょうか、最近2−3年の間で小さい頃聴いた80年代の日本のポップス曲をネット上で見つけて再びたくさん聴きました。

私は音楽理論に精通している人間ではありませんが、これらの曲の編曲が素晴らしいことに気が付き、その中で清水信之さんの名前も知るに至りました。

清水信之さんを始め、山下達郎さん、故・大村憲司さんなどの錚々たるメンバーが80年代のポップス界を代表するアーティストの編曲に有機的に絡んでいて、何回聞いても色々な発見がある名曲が多いように思います。

それから早四半世紀以上が経とうとしていますが、「僕の小さかった頃はすごい時代だったんだなぁ」と感心しております。

清水さんに関する貴コメント「キーボード使いのアレンジャーとしてシンセの音使いには特徴があります。あくまで聴いた感じで言っているのみですが。彼流のポップスができあがります。悪く言えば無骨な雰囲気かもしれません。曲の中で、不要な音は入れず必要なところに個性的な音色で構成していきます。抑揚があるというのでしょうか。そうです、個性的なのです。」は本当にその通りだと感じます。
「YUYAMI NO STRUT」
「う、ふ、ふ、ふ」
「音楽のような風」
「渚のモニュメント」
などから平松愛理の「素敵なルネッサンス」まで一貫した雰囲気を感じ取れることが出来ると私も思っています。

すみません、ブログの記事を非常に楽しく読ませていただいたため、勢いでコメントをしてしまいました。駄文失礼いたしました。

どうぞお元気で。

谷口 桂 
Posted by Kei Taniguchi at 2012年06月03日 14:47
初めてお便りします アレンジャー清水さんを探していて、こちらの熱い文面に出会いました 嬉しかった ありがとう。ちょうど1年前ですねアップされたのは こんなに昔(苦笑)のミュージシャンを2011年に語るなんて・・最高でした 私も同感です だから今だに清水さんの名前を検索してるのです EPOのファンクラブにもいましたが、やはりアルバムクレジット名に輝く彼のことがきになりました 当然ですよね EPOと闘い合った雑誌のエピソード素敵です 時代も自分も元気のない今だからこそ、あの頃の、今でも最高のミュージシャン同士の熱いポップスで輝きたいと切望します ありがとうございました 追加の想いあれば、もっと語ってください
Posted by 山の下のオッチャン at 2012年07月14日 22:31
谷口さま

コメントを頂けまして、ありがとうございました。
恥ずかしながら、コメントを頂いていることを1年半経ってから気づきました。
私のブログ管理のいい加減さです。今さらですが、申し訳ございません。

やはり多感な時期に聴いていた清水信之のアレンジには思い入れが、ずっと残っています。谷口さまもそうなのだと思います。
あの頃の感性を大切に生きていきたいものです。

谷口さまも国外での生活をがんばってください。ありがとうございました。
Posted by へのん at 2014年01月31日 14:04
山の下のオッチャン さま

コメント頂けましてありがとうございました。
頂いてから1年半経ってから気づくという不始末さです。今さらですが申し訳ございません。

山の下のオッチャンさまも熱い文面で、似たものを感じます。
やはり何年経っても多感な時期に聴いた印象はずっと残っていくんですね。というわけでこんな昔のことを記事にしてしまいました(苦笑)

われわれとしましては、今も熱く生きていきたいものですね!
Posted by へのん at 2014年01月31日 14:12
私も清水信之さんのアレンジが大好きでした。
EPOや安部恭弘さんなどの曲のアレンジがとてもカッコよくて、若かった頃さんざん聴いたし今でもよくドライブ時などに聴いてます。
信之さん出演のラジオ番組も聴いてました。
YAMAHAのMIDI関係の番組だったかな?
今はどうしていらっしゃるのだろう・・と調べて、このページに辿り着きました。
信之さんのアレンジは、独特のシビレ感があって、「このフレーズ、いかにも信之さん!」といった音の入れ方や転調のしかたなど、他の誰にも真似できない素敵なアレンジだったと思います。
私の他にも同じように信之サウンドに入れ込んでいらっしゃる方がいることがわかって、とても嬉しいです。
Posted by kei at 2014年12月24日 01:12
keiさんコメントありがとうございます。

清水信之さんのアレンジは、本当にすばらしかったですね。
私の多感な時期に聴けたことは貴重な体験でした。
あのクオリティは、やっぱりEPOとの共作のたまものだったのではないか、という思いがします。
それが、単独でも地道に出していけてたら、ずっと一流の息の長いアレンジャーになっていたかもしれませんね。
だけどこれは素人目で思うことであって、あの天才的な仕事は、人間として、おそらく長い期間できることではなかったかもしれないですね。

私も、清水信之ファンがいらっしゃることがわかって、嬉しいです。
Posted by へのん at 2014年12月24日 18:05
早速のコメント、ありがとうございました。
へのんさんは、EPOのアレンジについて特に絶賛していらっしゃいますね。確かに素晴らしいんですけど、同時期の安部恭弘のアレンジも、かなりイケてるんですよ。
EPOも安部恭弘も、ハーモニーを重視したアーティストで、お互いの楽曲に参加しあっています。
そこに信之さんが共通のアレンジャーとして存在している訳です。
安部恭弘さんのアルバム『FRAME OF MIND』や、『TUNE BOX』も是非聴いてみてください。
信之サウンドがさく裂していますよ。
Posted by kei at 2014年12月24日 23:12
コメントありがとうございます。
安部恭弘ともよい仕事をしてたんですね。
安部恭弘がEPOの曲にコーラスで参加してるのは知ってましたが、本人の曲は全く聴いたことがありませんでした。
これは是非聴いてみないといけませんね! 2枚のアルバムを早速。。
Posted by へのん at 2014年12月25日 15:25
何度もすみません。
仲間ができたようで、嬉しくて・・。

安部恭弘のアルバムの補足です。
「FRAME OF MIND」は信之さんがプロデュースして10曲中9曲が信之さんのアレンジです。
「TUNE BOX」は、3曲が信之さんのアレンジです。
この中の「ナイト フィッシュ」「彼女にドライなマティーニを」は秀逸な作品です。
この他に「SLIT」というアルバムは信之さんが全てアレンジしています。その昔、ポールニューマンが宣伝したスカイラインのCMソングになっていたポップな曲もこの中にあります。
EPOがバックコーラスに参加してる曲もたくさんあります。
他にもいっぱい信之さんのアレンジした曲があり、今回久しぶりに安部恭弘の曲をじっくり聴いて、またまたのめり込んでる自分がいます。
へのんさんのおかげで、また信之サウンドの素晴らしさを再認識しています。ありがとうございました。
Posted by kei at 2014年12月26日 01:36
やっぱりアレンジャーのファンていうのは、けっこうマニアの部類だと思いますから、なかなか身近に仲間はいませんよね・・残念ながら(苦笑)
だから私もkeiさんのような方がいてくださって嬉しく思います。

まだ安部恭弘のアルバムは手にしてないので、keiさんからの情報を参考に聴いてみます。ありがとうございます。
Posted by へのん at 2014年12月27日 17:56
お久しぶりです。
ちょっと検索していたら、
編曲家 清水信之 アレンジャー暦35周年記念アルバム「LIFE IS A SONG」 ¥ 3,500
発売予定日は2015年5月20日 の文字が!
信之さんのアルバムが出るんですね。

1. 不思議なピーチパイ
2. 夕暮れ物語
3. けんかをやめて
4. 愛してモナムール
5. う、ふ、ふ、ふ
6. だいじょうぶマイフレンド
7. お・ね・が・い
8. 子供達を責めないで
9. 夕暮れ気分
10. 愛はブーメラン(うる星やつら)
11. くちびるヌード
12. メトロポリタン美術館
13. 愛・おぼえていますか
14. ニュアンスしましょ
15. 彼はハリケーン
16. REAL
17. 色・ホワイトブレンド
18. Tokyo見返り美人
19. KID
20. かげろう (収録予定楽曲)

1. 濡れた髪のlonely
2. 赤道探検隊
3. 恋したっていいじゃない
4. Super Girl
5. 部屋とYシャツと私
6. クリスマスキャロルの頃には
7. 人魚
8. 野茂英雄のテーマ
9. たこやきなんぼマンボ (おかあさんといっしょ)
10. 風
11. モンスーン・アジアの葦の舟
12. ミモザ
13. ハリケーン
14. 麻友のために
15. 夢冒険 (収録予定楽曲)

の豪華、ディスク2枚組みたいです。
最近の曲は、残念ながらよく知らないのですが、往年を思わせる、いい感じのアレンジなんでしょうか?
御存知ですか?

Posted by kei at 2015年04月10日 01:21
keiさん、お久しぶりです。

なんとそんなアルバムが出るんですね!
最近の曲ですか・・「麻友のために」は知ってますよ。
というのは冗談で(笑)ぼくもあまり知りません。
やはり往年の仕事を味わう感じになるのでしょうか。
早速「LIFE IS A SONG」をアマゾンで予約注文しました。
ちゃんと聴いたことのない曲も多いので楽しみです。
良い情報をありがとうございます!
Posted by へのん at 2015年04月13日 02:12
お久しぶりです。
暑い日が続きますね。
憂鬱な梅雨の時期よりは、この乾燥した天気の方がいいかなとは思いますが。ちょっと暑すぎですよね。
この気候だと、飯島真理の「天使の絵の具」って感じ。EPOも元気な声出してますよね。
(ちなみに、アニメについては私は全く知りません。楽曲を聴いて気に入った作品です。)
梅雨になったら、「セシールの雨傘」がいいですね。

さて、アルバムはいかがでしたか?
Posted by kei at 2015年05月26日 23:55
お久しぶりです。
暑い日ですね。でもまだ真夏と比べたら序の口なのかもしれませんね。真夏がこわいです。

なんと残念なことに、このアルバムは販売休止になってしまったようです。
理由はわかりませんが。

この季節ですと、清水信之さんとは関係なくなりますが、崎谷健次郎の「夏の午后」や、Kool & The Gang の「Summer Madness」などはとっても気持ち良いです。
EPOだとやはり「夕闇のストラット」でしょうかね〜

アルバム販売休止は、残念でしたー:-)
Posted by へのん at 2015年05月28日 18:49
え〜!!
そうだったんですか? 知りませんでした。。。
へのんさんの感想を聞いてから入手しようなんて考えていたので、まだ何の手配もしてなかったんですが・・。
残念です。

崎谷健次郎、懐かしいですね〜。
「夏の午后」、よく聴きましたよ。昔。
さわやかな楽曲ですよね。「Realism」に入ってましたね。
同じアルバムの「ラベンダーの中で」も夏の曲でいい感じですよ。
同じような時に、楠瀬誠志郎も聴いた覚えがあります。
初期の作品しか知らないですが、夏の匂いがいっぱいでした。
とっても、懐かしいです。

EPOの「夕闇のストラット」はめっちゃカッコイイですよね。ホント、あのアレンジは素晴らしいです。
「PAY DAY」も大好きですが、あの当時の作品はホントにいいものばかりだと思います。

飯島真理の曲では「1グラムの幸福」「ピンクのルージュ」は、信之さんならではのアレンジで、
本人の歌より、曲の方を聴いちゃいますね。

Posted by kei at 2015年05月28日 22:51
『Life is a song』いよいよ8月19日発売ですね。
全40曲。
「終わらない歌」は、作詞に秋元康、作曲に大江千里の書き下ろし。
ヴォーカリストには、安部恭弘、池田聡、稲垣潤一、浦嶋りんこ、EPO、大貫妙子、岡村孝子、ゴスペラーズ(村上てつや、黒沢 薫)、さんみゅ〜(木下綾菜、新原聖生、野田真実)、鈴木雅之、谷村有美、中西圭三、渡辺麻友(AKB48)、渡辺美里(50音順。敬称略)という、これまで清水信之と共に作品を残してきた豪華な顔ぶれが参加。
またミュージシャンは、村上ポンタ秀一(Drums)、松原秀樹(Bass)、佐橋佳幸(Guitar)、森俊之(Piano)、清水信之(Keyboards)。
このような豪華なミュージシャン、ヴォーカリストたちが1つの曲に参加するなんて、信之さんでなければできないことですね。
Posted by kei at 2015年08月17日 20:43
keiさん、こんにちは。
いよいよ出るんですね!知りませんでした。早速、注文しました。教えていただいて、ありがとうございます^^
楽しみですね〜
Posted by へのん at 2015年08月18日 01:56
keiさん、LIFE IS A SONG聴きまくっていますよ。
ぼくはやっぱり清水信之のアレンジが好きなんだな〜、と再認識しています。
分量の多いライナーノートも一気に読みました。興味深かったです。
比較的新しい、酒井法子のカバー曲「夢冒険」なんかもよかったですし、ちゃんと聴いたことがなかった曲もけっこうあって、とてもよかったです。
新録の「終わらない歌」では、清水信之の健在ぶりがわかりました。
これだけ聴きまくってるアルバムも久しぶりです。
とってもすばらしいCDでした!
Posted by へのん at 2015年08月20日 21:15
おぉ。そうですか!
やっぱり、信之さんはイイですよね。
「終わらない歌」は、You Tubeで映像を観ながら楽しんでますが、最近の曲もよかったんですね。
私も、注文して聴きます。
ありがとうございました!
Posted by kei at 2015年08月21日 00:44
何気に清水信之さんで検索していたら、たどり着きました

今、改めて聴いても、もう本当に信之さんの才能と功績は素晴らしい!

私はリアルタイム世代の者でして、元々は洋楽中心の音楽ファンでしたが、達郎さんを筆頭とした細野さん、大瀧さんのティンパン系邦楽は別格だ!との思いで、epoのセカンドアルバム「グッディーズ」を購入してから(勿論、そのあと直ぐファーストアルバムも購入しましたが)epoの大ファンで、自分は洋楽も邦楽もスタジオミュージシャン大好きでしたので

epo以外にも竹内まりや、加藤和彦、大貫妙子等のアルバムで信之さんの名前を目にすることが多くなり、当時から信之さんの才能の素晴らしさを感じておりました。

信之さんと同じく大ファンでもあった今は亡き佐藤博さんと同じく、一人多重録音やアレンジャーとしてのお二人の才能は別格だと思ってました。

信之さんのセカンドアルバム「エニシング・ゴーズ」も当時購入して、矢張り当時からかなりシンセ等のコンピューター系の楽器、一人多重録音も取り入れて演奏していたのですが、とにかくアレンジのセンスが「もう本当に天才!」としか言いようが無いほど、洒落ていてハートがあって、全然機械的なサウンドではなかった。

そしてスウィング系のジャズのアレンジも本当に洒落ていた。

信之さんと言えば、勿論epoの曲に秀逸な作品が多いのですが、シルビア・ロビンソンの「ピロー・トーク」にインスパイアーされてepoが書いた「無言のジェラシー」は大好きだったし、主様も仰っていた「赤い媚薬」なんて素晴らしい名曲だと思う。

もう信之さんの作り出すシモンズのサウンドは余りにもセンスが良過ぎて、カッコイイを通り過ぎて涙が出るほど感激する。

そしてブログ主様始め皆さんが仰るように「夕闇のストラット」は言う事無しです!

現在でもこんなにカッコイイ、グルーヴィなサウンドは中々作れないと本当に思いますね

もう本当にこの曲は当時から最初に聴いて一発でやられちゃった曲です

ちょうど、バイタミンエポのアルバムが出た頃にepoのコンサートを観ました。

信之さん、乾さん、ポンタさん、富倉さん、村松さん、あとコーラスとか誰だったかなぁ〜 その時に信之さんを一度だけ見てますが、バンドマスター見たくコンサートを仕切ってましたね。

信之さんのアレンジした曲でepo以外に主様や皆さんが仰っているように安部恭弘、大江千里、飯島真理、とかの素晴らしい曲がありますが、

個人的には大空はるみさんの「はるみのムーンライト・セレナーデ」と「VIVA」のアルバムでのスウィングジャズっぽく多重録音でアレンジした曲なんかは特に最高だと思いますし、

他には麻倉未稀のアルバム「ヒップ・シティ」の中の「トロピカーナ・パラダイス」と「Forum」「Love Trip」の3曲は「信之さん、さすが!」としか言いようの無い程の秀逸な曲だと思います

最後にあともう1曲は、epoが提供した高見知佳のアルバム「ランデヴー」の中の1曲「Morning Subway」も自分のお気に入りの1曲です





Posted by one man band at 2018年07月12日 19:49
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