http://www.aiuto-jp.co.jp/products/product_1708.php
こちらは初代Soloist SLのMusic TO GOの記事です。
http://vaiopocket.seesaa.net/article/412415660.html
Music To Goの初代Soloist SLの音質評価は、このMK2を聴いていても本当にその通りだと思うし、初代Soloist SLを聴いたことがなく比較もできないので、この記事を書く意味は薄いですが、MK2も素晴らしいと書くだけでもいいか、と思って書いている次第です。

外見はボリュームの形が変わりました。
中身では出力が2W/chから2.5W/chにアップしたことが大きな変化です。トランスが、25VAから30VAデザインにアップしているとのことです。
リモコン機能はないので、デスクトップでの使用に向いています。
付属品にステレオミニーRCA2又のちょっと良さそうなケーブルがありますから、すぐにMojoやDAPと接続できます。私の試聴環境ではセッティングの都合で、別の長いケーブルを使っていますが。
このアンプは開封して配線してすぐ、良い音がしました。厳密に聞き比べたわけではないですが、アナログアンプなのにあまりエージングがいらないのかな?と思いました。
純A級アンプですが、筐体はそれほど熱くなりません。

試聴は、PC(Roon+HQPlayer)→iFi製品→Mojo(ラインアウト)→Soloist SL MK2→HE-560でおこないました。
まず、やや低能率のHiFiman HE-560を鳴らし切っていることが大きいです。ベールが取れたような透明感と着色の無さが特徴です。どの周波数帯域も素直に出てくる感じです。背景のふわっとした音も細かい音も拾ってくるし、楽器の表情も豊かです。低域は大分低いところまで明瞭に描きます。Mojoから来た信号を過不足なく増幅しているんだろうな、というような印象を持ちました。上記記事以上の表現がなにも出てこないので情けないですが・・
選択肢の少ない据え置きアナログヘッドホンアンプですが、この価格帯でこの音質が出せるのはとても良いと思いました。Bursonの単体アンプとしての設計が優れているようで、おそらくとても高価なものを除いて、多くのUSB DAC付属のヘッドホンアンプより良いのではないかな?と思います。ただ、普通の能率のヘッドフォンでは試聴していないので片手落ちかもしれませんが。
評判の良いBursonですが、やはり良かったです。