2015年08月16日

OPPO Digital製USB DAC、HA-1レビュー

発売は2014年7月ですから、私が導入したのはその約1年後になります。

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下記リンクはOPPO Digital Japanの製品ページです。
http://www.oppodigital.jp/products/headphone-amp/ha-1/
このページの下の方に、いくつかのレビュー記事へのリンクがあり、HA-1導入にあたって参考にさせてもらいました。
これと別に、「オーディオアクセサリー 157号」web版のUSB DAC比較記事も参考になりました。

HA-1は、オールインワンのヘッドホンアンプですが、HE-560をヘッドホンバランス端子につないで聴いてみると、HA-1のラインアウトからヘッドホンアンプのEF6につないだ音には及ばなかったので、HA-1のヘッドホン出力は使っていません。
*2015_10_13追記 HA-1のヘッドホン出力は、エージングしたらだいぶ良い音になってきたので、こちらで聴くことが多くなりました。

そこで、今の私の再生方法は、JRMC 19 + JPLAY ⇒ iFi iUSBPower ⇒ HA-1 ⇒ EF6 ⇒ HE-560です。
再生ソフトはJRMC 19 + JPLAYですが、JPLAYを入れた方が若干、音に潤いが出るような気がして、JRMCを19にダウングレードしてまで使ってます(笑)

HA-1は、ボリュームを介したプリアウトをとって、EF6のボリュームをMAXにして、EF6をヘッドホン“パワーアンプ”として使っています。
HA-1のボリュームを介さないラインアウトの音質と比べても、クォリティの差はほとんどわからなかったのと、プリアウトでは、EF6の音の粗さが減ってややなめらかになるような気がしたので、このように接続しています。あと、プリアウトだとリモコンでボリューム操作ができるのが便利です。
便利といえば、リモコンでスキップと再生・一時停止操作ができるのが不思議ですが、うれしいです。

音質は、オーディオアクセサリーのレビューにもありましたが、情報量と解像度がすごくて、「オーディオ的な再生能力は、恐るべき次元に達して」います。
ハイレゾ音源、例えばLinnのクリスマスアルバムが、本当に音が良いことがわかります。
私は主にCDリッピング音源を聴きますが、今まで聞こえなかった音も聞こえてきて、すべての音色も豊かです。音像定位の安定感もしっかりしています。フォルテとピアノの差もしっかり描き分けます。
情報量と解像度がすごく、シャープな音はしっかりシャープですが、全体としてはなめらかな感じがします。
HA-1は、基本的な音性能がとても高い上に、音質の作り込みがよくなされていて、味わい深いオーディオ製品だと思います。

順番が逆になってしまいましたが、HA-1の箱を開封すると、超高級オーディオのように、本体が布で覆われていました。
本体も、広告写真ではなかなか感じなかったんですが、高級感のある仕上げです。黒の筐体は作りの良いヘアライン仕上げで、フットもしっかりしています。端子類のあるバックパネルは、各端子のつくりが良さそうで、これまた高級感があります。

HA-1は、使っているとパワーアンプ並に熱くなります。これは少しびっくりしました。
内部写真を見てもぎっしりつまった感じですし、これは相当気合いの入った製品ではないかと思います。


posted by kenn at 10:05| Comment(0) | PCオーディオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする