まずはおなじみMusic TO GO! 2010年11月の記事はこちらです。
http://vaiopocket.seesaa.net/article/171206322.html
最近のヘッドホン試聴は、DACのDA-100のラインアウトをプリメインアンプのAura Vitaに入れてヘッドホン端子からK701で聴いていました。
普通のプリメインアンプであるVitaのヘッドホン出力は音質がけっこう良く、音量も十分なので使っていました。
K701ではVitaのボリュームはMaxが100のうちの20くらいで聴いてることが多かったですが、HE6で聴感上同じくらいにしようとすると35くらいで音量が取れました。
HE6は能率が大変低いという情報が頭にあったので、このくらいでボリュームが取れたのには少し拍子抜けのような感じさえ受けました。
AKG K1000という昔の異常な低能率ヘッドホンの印象が残っていたせいもありそうです。
装着感はK701よりも良くて、ものを食べていてもドライバーがずれにくいです。
ヘッドホン端子からでもかなり良い音でしたが、ちょうどK1000用のアンプのスピーカー端子から4pin XLR端子に変換するケーブルがあったので、これをHE6につないで聴いてみたらさらに良くて、この接続で決まりました。
ちなみにVitaのボリュームは15くらいで取れます。
ただ、うちの環境だとヘッドホンで聴くときとスピーカーで聴くときの切り替えを、いちいちアンプのスピーカー端子へ接続のケーブルを変えないといけないのが面倒です。
ハイエンドヘッドホンははじめてで比較対象がないので、HE6の音質について細かいことは書きません。
ただすばらしいです。今までとは次元が違います。ホンモノだなーと思います。
自然とスピーカーのハイエンドオーディオの音質と比較してしまいます。
HE6は、こういう風にスピーカー端子から音を出す場合は、当たり前かもしれませんが普通のスピーカーオーディオのようにアンプを高級なものにすればそれに見合った音質向上をするのではないかと思います。
HE6によってVitaというプリメインアンプの性能さえ解るのではないかと思うくらいです。
現実的には良質なバランス駆動のヘッドホンアンプを考えるのが良さそうに思いますけれど。